うっ血が起こる原因には、次の3種類が考えられます。
筋肉を激しく、
あるいは
長時間動かす。
筋肉を動かさないで
居続けたり、
強い圧迫を
受け続ける。
骨格の歪みに
よって
筋肉に
強い緊張が起こる。
このように特定の部位でうつ血を起こすことで、
腰痛、変形性膝関節炎(ひざ痛)、肩の痛みとコリ、五十肩、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、片頭痛
として症状が出てきます。
この特定部位での緊張とうっ血を取り除いてあげれば痛みは消失していきます。
例えば、変形型ひざ関節炎の痛みの場合
病院ではひざ関節内の軟骨がすり減っているからだと診断されますが、軟骨がすり減って骨と骨がぶつかっていても、膝関節を取り巻く筋肉内のうっ血を取り除いてあげると、痛みは消えてしまいます。
その後は膝関節周りの血行をよくしていくと軟骨も再生していきます。
※<軟骨は無神経、すり減っても痛くない>
軟骨はガラスのような物質で神経も血管も通っていません。表面を流れている関節液から栄養を受けて生きています。だから軟骨がすり減っても痛みの原因にはならないのです。
(戸田リウマチ科クリニック院長戸田佳孝医師の本より)